今回はサークルKサンクスの「塩キャラメルとバナナのマウンテンケーキ」をいただきます。
7月5日に発売された新作のケーキです。
サークルKのオリジナルスイーツを制作しているシェリエドルチェが、山田優監修のもと発売したスイーツのラインナップのひとつです。
6月末に売り出されたこの紅芋のタルトを皮切りに順次発売。
全5種類が出揃いました。
- 紅芋の濃厚チーズタルト~2層仕立て~ 158円
- ショコラフィナンシェ 140円
- 十六穀のミルクティードーナツ 140円
- 豆乳が入ったレアチーズ~ベリーソース~ 270円
- 塩キャラメルとバナナのマウンテンケーキ 298円
※すべて税込み価格
この中から最も値段が高いマウンテンケーキを選んでみました。
塩キャラメルとバナナのマウンテンケーキ
こちらが「塩キャラメルとバナナのマウンテンケーキ」です。
ちょいとセクシーな赤い唇のマークが山田優さん監修の印になっているみたいですね。
紅芋のタルトにも付いていました。
他のスイーツが女性の監修らしく十六穀や豆乳などヘルシーな材料を使っているのに、このケーキだけはスイーツ感全開です。
横から見るとこんな感じです。
たっぷりの塩キャラメルクリーム。
黄色いのはバナナの……ムースでしょうか。
下にはスポンジっぽい層が見えています。
パカっとオープン。
シャープな角のカップが何となくオシャレ。
ちょっと焦げたようなキャラメルの匂いがします。
ホームページを見ると塩キャラメルには雪塩が入っているそうです。
ふむ……雪塩ってなんだっけ?
調べると、雪塩とは宮古島の地下海水から作られる塩のことだそうです。
宮古島の地層が天然のろ過装置になり海水の不純物を除去。
さらに豊富なサンゴから溶け込んだカルシウムをたっぷり含んだ海水。
その海水から出来たまろやかな味のパウダー状の塩を雪塩と呼びます。
「雪塩ちんすこう」などで聞いたことがあるような気がします。
そういえば、このシリーズは山田優さんの好きな食材or出身地沖縄の食材を使うのがテーマでした。
なので、宮古島の雪塩を使っているんですね。
いただきます
う~ん、甘い。
クリームは甘めでキャラメルの風味が強めです。
かなり甘くてコクもあります。
トッピングはスライスしたアーモンドとキャラメル味のついた細かいアーモンド。
コリコリ歯ごたえはいいですが、キャラメル味が濃いですね。
ただでさえビターなキャラメルクリームにカラメルソースまで追加されています。
ますますほろ苦さがアップ。
黄色いのがバナナムースです。
柔らかでふんわりバナナの香りがします。
このムースも甘めです。
底には薄めにスポンジが敷かれています。
ご丁寧にスポンジにもカラメルソース付き。
濃いなあ。
ケーキのど真ん中からバナナ発見。
甘いバナナですが周りのクリームがもっと甘いので、今ひとつ影が薄くなっています。
クリームやムースはもちろんスポンジもしっとりしているので、一緒に食べても全部トロリと溶ける食感です。
ただ、味はキャラメル一色。
バナナの香りが飛んでしまうほどキャラメルの甘さも風味も強いです。
かなり重めのスイーツです。
全体的に甘めでたっぷりのクリームにはしっかりコクもあります。
量がそんなに多いわけでもないのに、ちょっと持て余し気味……。
後味が良いとはお世辞にも言えないですね。
ごちそうさまでした。
総評
塩キャラメルはビターでほろ苦く、かすかな塩気が甘さを増幅させて美味しいです。
でもビターなキャラメルの味は結構重たいですよね。
喉が渇く感じといえばいいのかな。
さらにキャラメルクリームだけでなくカラメルソースまでふんだんに使っているのがどうも……。
バナナの味もわかりにくいほど濃厚なので、しつこく感じてしまいます。
ひと口目は美味しいんですけどね。
味だけでなくコクもあるのでクリームの量はもっと少なくてもいいんじゃないでしょうか。
マウンテンじゃなくなっちゃいますけどね。
バランス的にはクリームを減らす代わりに、カラメルソース無しのスポンジをもう少し厚くするくらいが丁度いいかな、と。
糖分と塩分両方が採れるので、ヘトヘトに疲れて甘いモノを欲している時にはいいかもしれません。
気になるカロリーは290kcal
お値段は276円(税込298円)
シェリエドルチェ×山田優 監修シリーズ
コメント