今回はマダムシンコのロールケーキ「マダムブリュレロール」をレビューします。
7～8年前にわっとブームになったマダムシンコのバウムクーヘン。
お店は関西のほうにあるらしいですが、関東でもデパートの物産展なんかで手に入れる機会があったので私も何度か食べました。
お土産でもらったこともあったかな。
全体がパリパリのキャラメリゼで覆われているカロリーの化物みたいなバウムクーヘンでしたが、なかなか美味しかった記憶があります。
箱が特徴的なヒョウ柄なんですよね。
で、先日近所のスーパーで普通にヒョウ柄を売っているのを発見。
おや？こんなところにマダムが…。
バウムクーヘンではなくロールケーキでしたが、久しぶりに購入してみました。
マダムブリュレロール感想
こちらがマダムブリュレの箱。
う～ん、ド派手のひと言。
ショッキングピンク+アニマルの攻撃的なビジュアルは、手土産に持っていけばインパクトはありますな。
中は割と普通。
ケーキは冷凍されていました。
16.5センチあるロングロールケーキです。
コンビニのカットロールケーキに換算すると、贅沢気味に切っても6つは作れると思います。
袋は二重になっていますが、中のセロファンはベタベタになっているので要注意。
チラシでも敷いて汚れていい場所で広げたほうがいいです。
カットするとこんな感じ。
さっそく食べてみるとスポンジがふわふわで驚きました。
しっとりシロップで湿らせてごまかすタイプじゃなくて、乾いたタイプでこの柔らかさはスゴイ。
タマゴ味が濃厚なのに、口どけが良くて重さは全然ありません。
クリームもヒョウ柄に似つかわしくない上品な甘さです。
油脂感が少ないのにミルク風味はしっかりあります。
切った角度でクリームが少なく見えますが、実際は十分すぎるほどたっぷりです。
たっぷりでも軽い口当たりでスイスイ食べれちゃうのが怖い。
スポンジもクリームもクオリティはかなり高いです。
マダムシンコらしいのはケーキの外周。
カラメルソースがじゅんわり染み込ませてあって、軽く炙ってあるみたい。
香ばしくて甘いです。
ケーキの上側にはキャラメリゼらしいザリザリした食感があります。
さすがにバウムクーヘンのようなパキパキの硬い感触ではありませんが、これはこれでウマい。
これ作る時に上からカラメルをかけていると思うんですよ。
だから、そのカラメルがタラーっと外周を伝って、下の二箇所に溜まっています。
ここが超絶甘い。
狙ってやったのか意図せずこうなったのかは分かりませんが、こういう味の偏りポイントは個人的に結構好みです。
釜飯のおこげみたいなモンですね。
マダムブリュレロール値段・カロリー
■マダムブリュレロール
価格：税別1380円→1080円
カロリー：不明
購入したスーパーの表示だと定価は税別1380円らしいです。
それがちょいと値引きされて1080円で売っていました。
箱でゴージャス感を出していますがそんなに高くないのね…。
サイズやクオリティを考えるとコスパは決して悪くないと思います。
カロリーは記載なし。
どうもマダムシンコの方針でカロリーは発表していないようです。
私の体感だと6つにカットした1切れが240kcalくらい、1本で1300～1600kcalほどに感じました。
マダムブリュレロール賞味期限・解凍時間
値引きされていたのに賞味期限は2ヶ月ちょっとありました。
冷凍されているので日持ちは十分。
おそらく本店で買えば3ヶ月は持つんじゃないでしょうか。
解凍は冷蔵庫でします。
解凍時間の目安は3～5時間とありますが、私はこれだと短いと思います。
今回6時間かけて解凍しましたが、まだクリームの中心部が微妙に凍っていました（7月）。
ケーキは完全に解凍しないと全体の味のバランスが崩れて美味しくありません。
クリームはもちろん関係なさそうなスポンジの口当たりにまで影響します。
というわけで、私のおすすめは6～8時間かけて解凍です。
すぐ食べたいときはかったるいですけどね。
まとめ
美味しいです。
予想外にスポンジとクリームがちゃんとしてたというか…。
これ、周りのカラメル無いほうが一般受けするんじゃないの？
と思ったくらいです。
周りがメチャ甘いのでそこで毛嫌いする人も多いんですよね。
まあコレ無くなるとマダム感はなくなってしまいますが。
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