今回はミニストップの超ど定番ソフトクリームバニラをいただきます。
ミニストップのバニラが5月31日からホームページ上で「新バニラ」に変わっているのをご存知ですか？
全然告知されていないし看板も変化がないので誰も気づいていなさそうですが、どうやらバニラがリニューアルしているっぽいです。
わざわざ新バニラと呼ぶくらいなので味もかなり変わっているのでは？
と思って久しぶりにノーマルバニラをレビューです。
ソフトクリーム 新バニラ価格・カロリー
■ソフトクリーム 新バニラ
価格：220円（税込）
カロリー：156（カップ）186（コーン）kcal
値段は引き続き220円のまま。
カロリーは5月上旬のバニラが185（コーン）だったので新になって1kcalアップです。
これだけ見るとほとんど変わらないですが、三年前のバニラのカロリーは172でした。
数字を見ると知らないうちに改良が重ねられていたのがわかりますね。
ソフトクリーム 新バニラ感想
こちらが「新バニラ」です。
なんか……白くない？
前はもう少し黄色がかっていたような。
ねっとりとした粘り気となめらかな口当たりはそのまま。
ただ、ミルク感が強くなっています。
後味に残る牛乳っぽさがぜんぜん違う。
あと甘みも少し増している気がします。
ミルクや甘さが全面に出ているので、相対的にタマゴ風味は弱くなりましたね。
薄くなってはいないけどずいぶんミルク方面にバランスを寄せた印象です。
すっきりとしたバニラの香りは今までどおり。
香ばしいコーンと奥までソフトたっぷりなのが相変わらずなのはありがたい。
新になって思ったより大胆に変化しましたね。
これはこれで美味しいと思いますが、前と比べて良くなったかと言われると微妙。
やっぱりタマゴの味がはっきりしている方が、「濃い」とか「本物」というイメージを抱きやすいんですよね。
甘さが強くなって若干後味が重くなっているのも評価が割れそうです。
酷評しているようですが、あくまで前作と比べての話ですよ。
このバニラを単独で食べたら文句は付けられないです。
ミニストップ バニラソフトの歴史
■初代バニラ（1980年～）
ミニストップでは創業当時からソフトクリームを販売していたのでバニラの歴史はメチャ古いです。
初代は今みたいな形状ではなく、絵に描いたようなぐるぐる巻きのソフトクリームだったとか。
私は見たことも食べたこともないです。
■二代目バニラ（1991年～）
今のバニラの原型となった濃厚バニラ。
コイツはよく食べていました。
この代から「ミニストップ=バニラソフトうまい」というイメージが浸透した気がします。
関係ないけどこの時代には、ミニストップのメニューでピザがありました。
ピザ屋より安かったので好んでよく食べていました（たしか600円くらい）。
■三代目バニラ（2001年～）
材料に北海道産牛乳を使ったりコーンを香ばしく改良したり。
現在のソフトとほぼ変わらないクオリティになっていたはず。
正直、当時は二から三へのモデルチェンジに気づいていなかったです。
■四代目バニラ（2011年～）
評判が良かったバニラを大幅チェンジ。
クリーム増量・無着色で自然な風味と色合いに変わりました。
自然なのはいいけどそのぶんタマゴやバニラの風味が弱体化。
売りの濃厚さが薄れたので世間的評価はイマイチ。
■五代目バニラ（2014年～）
四代目があまり受け入れられなかったのか、早めに五代目へモデルチェンジ。
前作で増したクリーミーさを生かしつつ卵黄をプラスして完成度を高めました。
以降、5年ほどこのまま。
まとめ：新バニラは六代目？
今回の新バニラが六代目になのかは、まだよくわかりません。
実は同じ五代目バニラでもちょこちょこマイナーチェンジはされていたんですよね。
カロリー表記を見ているとたまに数字が変わることがあるので、地味に変化があったのがわかります。
ひょっとすると新バニラもこのマイナーチェンジの一つなのかもしれません。
バージョン5.07みたいな。
もしくは四代目の失敗があるので、急なモデルチェンジに抵抗があるのではないでしょうか？
なので、少しずつ変化をつけて評判が落ちなければ六代目として発表。
悪評が出そうならマイナーチェンジで元に戻す。
こんな戦略なのかなあと予想しています。
別に完成度の高いものを無理に変えなくてもいいような気もしますが…。
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